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2021.08.28 検索クエリの種類Knowクエリ,Goクエリ,Doクエリ,Buyクエリとは?
検索クエリは検索エンジンでキーワード検索を行う際にユーザーが入力する、文字列や語句を指す言葉です。
例えば東証株価や東京+天気のように、単一のフレーズだったり複数の語句の組み合わせにより構成されます。
キーワードと検索クエリは似ていますが、厳密には前者が問題に関する理解に役立つ語句、後者は検索の手がかりになる語句と意味が少し違います。
その為、文脈によっては混同して用いられることもありますが、実際のところはこのように異なる定義が存在するわけです。
いずれにしても検索クエリは誰もが何気なく使っているもので、検索エンジンにとってもなくてはならない重要性の高いものです。
検索クエリがないと検索エンジンによる検索がなりたちませんし、もし概念すら存在しない世界があるとしたら、インターネットの価値が大幅に減少してしまうでしょう。
それくらいに重要な役割を担っていますし、知らずに何気なく使うよりも知っておいた方が良いのは確かです。
検索エンジン大手のGoogleは、検索意図という4つの要素を定義づけたり提唱しています。
検索意図はDoクエリとKnowクエリ、GoクエリとBuyクエリに分類されます。
Doクエリはユーザーが何をしたいか、どのような情報を求めてそのクエリを指定したかを知るのに役立つ考え方です。
例えばテニスを行いたい場合は場所を探しその場所に行くなどの部分も含んできます。ユーザーが行動を始める切っ掛けが分かります。
Doクエリは次に繋がる最初のクエリで、検索意図における2番目のKnowクエリに繋がります。
Knowクエリは文字通りユーザーが知りたがっていることで、どういった情報を求めているか、どんな問題を解決したがっているかが分かるクエリです。
従来は情報収集型のインフォメーショナルクエリと呼ばれていましたが、Googleの提唱によってKnowクエリが浸透したり広まりつつあります。
Goクエリはユーザーがどのサイトに行きたがっているか、どんなサイトを求めているかに関連するものです。
こちらも従来は案内型クエリと呼ばれていましたが、よりシンプルで分かりやすいGoクエリに改められた形です。
GoogleやYoutubeのように、サイト名にも関する明確な語句が検索クエリに含まれていれば、Goクエリは明白です。
しかし、一般的な単語が検索に用いられる場合、Goクエリは簡単には分からないことがあります。
Buyクエリはユーザーが欲しがっているもの、具体的には買いたがっているものを表すクエリです。
DoクエリやKnowクエリから連鎖的に繋がるというよりも、BuyクエリはDoクエリの中に含まれていると考えるのが基本で、サブカテゴリともいえる分類になっています。
このように、検索エンジンのキーワード検索は4つの検索意図で構成されており、ユーザーの行動を知るのに役立つ情報となります。
ビジネスにおいてはどれも重要性が高いですが、いわゆるコンバージョンにおいて重要なのはDoとBuyクエリの2つとされています。
Knowクエリは様々なクエリの中でも割合が多く、誰もが色々なことを知りたがっていたり、問題解決のヒントを求めていることが窺えます。
一見するとコンバージョンには繋がらないイメージですが、アクセス数を増やす目的には最適です。
ここからコンバージョンに繋げていくことは可能なので、間接的に役立てられるクエリだといえるでしょう。
Buyクエリはユーザーに何かを購入する意思があること、そして何を求めているかが見えてくる特に重要性の高いものです。
とはいえ、このクエリにのみ対応するだけでは成果が出にくいので、やはり4つの検索意図を考えて対策する必要があると思われます。
なぜ、検索意図が重要なのかといえば、Googleが検索結果に反映する評価に用いられており、SEO対策的にも無視できないのが大きな理由です。
4つのクエリの意味や重要性を考えていけば、自ずと検索意図の重要性もまた見えてくると考えられますが、それを知って活かせるかどうかが肝心です。
検索意図を活かしたいのであれば、キーワード検索をして検索結果から上位のページやコンテンツを分析したり、サジェストなどからトレンドを見つけるのが効果的です。
そうすることでユーザーが何を知りたがっているのか、どのサイトに行きたがっているかが分かりますし、欲しがっている商品も分かることになります。
検索クエリなしになりたたないのが現代のインターネットですから、検索意図の重要性に疑う余地はないです。
それよりも4つのクエリの意味を知ること、具体的にどのような活用ができるかを理解して活かすことが、今後のコンテンツ運営において軽視できないポイントとなりそうです。
単純なSEO対策は通用しにくくなっていますが、折角Googleがこれからの対策のヒントを与えてくれているので、そのチャンスを逃す手はないです。